【証拠集めて】不当解雇に勝利した話。①【ゲットだぜ!】
今日も人様のツイキャスを聞きながら、コメ欄を荒らしているはちです。
眠剤+酒飲んでコラボ凸して健忘起こして自分がベラベラ話した内容覚えてない。死にたい。
個人的にこのネタは熱いの……。
タイムリーにこちらのまとめ見ましたし。
世の中にブラックが蔓延してますね。
でも、諦めないで!
自分は示談金ゲットしました。
家族経営の会社相手にですけどね。
何かの参考になればいいなと思います。都合悪くなったら削除しますけども。
- 月半ばに突然社長から「今月末で辞めてくれる?」~無知な社長にポカン~
- 返答を迫られた時は「お話は一旦預からせていただきます」で逃げろ!
- 解雇予告通知書を発行させろ!
- 労基と法テラスに相談だ!
- 証拠を集めろ!
月半ばに突然社長から「今月末で辞めてくれる?」~無知な社長にポカン~
経理事務で3年務めていた会社のお話です。
入社時点から「長居したらあかん会社やな」と、思っていたので、暇な時間は資格の勉強や2chのまとめを見ていた昼下がり。
コミュ症・マザコンの社長(独身)に「今月末で辞めてくれる? ほら、経理やってるからわかるでしょ? 経営困難なんだよね(ドヤ」と、告げられました。
ぽかんです。ぽかーん。
零細企業の仲間入りもできない家族経営の会社社長(60歳超え)……無知ってすごい。と、思いました。
当時から散々ニュース等で労働問題が報道されているのにね。
社長の無知ストーリーはこれだけではありませんでした。
- 就業規則が無く、作成することにした社長。昭和30年代の労働基準系の本を見て作り出す。「有給休暇は7日」とか書いちゃう。
- 就業規則なのに、はちの署名や住所の記載を求める社長。
- 解雇と退職の違いを理解してない社長。
もちろん、この申し出は「NO」です。
長居するつもりが無い会社ですけど。
ていうか、経理事務(給与管理)している自分に、ドヤ顔……。
飲めるわけないじゃないですか。
だって整理解雇の4要件を満たしていないんだもの(笑)
整理解雇の4要件とは?
多くの裁判例では、会社による整理解雇が解雇権の濫用となるか否かにつき、以下の4要件(4要素)を考慮した判断がなされています。
①人員削減の必要性
②解雇回避措置の相当性
③人選の合理性
④手続の相当性この4要件(4要素)については、1つ1つ「あるかないか」を確認して整理解雇の適法性判断が行われるのではなく、総合考慮の上で判断されます。
一つも要件かすってませんでした。
特に②!!
「せめてさぁ~、パフォーマンスでもいいからさぁ~、役員報酬(社長含む、家族)削減しようよぉ~」というのが心の声でした。
返答を迫られた時は「お話は一旦預からせていただきます」で逃げろ!
ドヤ顔・自信満々で返答を迫る社長。
当時小娘だった自分を見下しているのがよくわかりました。
しかし、はちはある程度の労働基準法を知っていましたし、悪質クレーマーの対応慣れしているキャリアがあります。
仏スマイルで「お話は一旦預からせていただきます」と返しました。
このフレーズ、結構色んなビジネスシーンで使えるので愛用しています。
クレーム対応とか、上司から無理難題を吹っかけられたときとか。
みなさんもぜひ、このフレーズを使ってみてくださいね。
まさか反撃に出られると思っていなかった社長に「なんでだ!わかるだろう!」と迫られましたが、「専門家に相談した上で返答します」と返答しました。
社長は「ああいいよいいよ、専門家でもなんでも相談すればいいじゃない。はんっ」と、鼻で笑っていました。
最終的に青ざめる立場になるのにね……。
解雇予告通知書を発行させろ!
「とりあえず、解雇予告通知書を発行してもらえますか?」と、反撃に出た私。
社長「解雇予告通知書……?なにそれ?」
無知 of 無知。
親切丁寧にフォーマットを差し出した優しい私。
言われるがままに解雇予告通知書を発行してくれました。
サンキュー社長!(笑)
ほくほくと解雇予告通知書を持って帰りました。
不当解雇を言い渡されたら、ぜーーーーーーーーったい貰ってくださいね。
労基と法テラスに相談だ!
まずは労基です。
のんびりしたおっちゃんが電話に出て「あっせん」の話をしてくれました。
■労働紛争の「あっせん」って・・・?
当事者同士では話し合いが物別れに終わっても、誰かが間に入ってくれればうまく歩み寄って解決することってありますよね。そこで労働局の
「あっせん」制度では、あっせん委員が当事者の間に入り、お互いの歩み寄りをお手伝いしています。簡易・迅速、そして無料の解決制度として、多くの人々に利用されています。
個人的に「あてにならねぇ」というのが感想です。
歩み寄れるわけないじゃないですか(笑)
私は歩み寄りたくないですし、無知な社長に一泡吹かせたかったのです。
次、法テラスです。
速攻相談予約を入れました。相談まで一週間~10日ほどかかりましたけど。
証拠を集めろ!
弁護士に会う前に証拠集めです。
用意するもの
- ボイレコ
- 給与処理の書類
- 社内の無駄遣い備品の撮影
「コンプラ?なにそれ美味しいの?」という、ガバガバな会社だったため、何もかも簡単に入手できました。
ボイレコに至っては堂々と社長の目の前に差し出し「社長、これからの通話は全て録音します。では、もう一度先日の解雇について説明してください。」と迫りました。
ボイレコのコツは相手が誰なのか、主語をしっかり言う事です。
社長が何か発言したら「社長は○○という考えなんですね。なるほど」等、復唱することをお勧めします。
それと「自分は辞める意思はない(建前)」という主張もあるといいです。
無知な社長はこちらの意図に気が付かず、ペラペラとお喋りしてくれました。
ごちそうさまです。
さらに自分は、この音声をテキストに起こしておきました。
弁護士さんが見やすいですし、時間の短縮ができますしね。
社内の無駄な備品の撮影作業は楽しかったです。
「業績不振」を理由の解雇予告なのに、次々と購入される新PC・プリンター・社用車等々。
突っ込みどころ満載で、証拠集めの作業はとても楽しかったです。
探偵気分を味わえますよ。
次回予告!
- 証拠を見た弁護士の反応。弁護士「え?!」(二度見)
- 社長の反応
- そして示談へ……。
- 示談金額は?
- 示談金の受け取りまで。
てことで、今日はここまで。
所有しているネタが少ないので小出しにします。
はち
追伸:日本にホワイト企業なんてない