【フィクション】とある女から見た男。【英語の勉強もできるよ!】
※この記事はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。※
あるところにアラフォー独身のババァがおりました。
そのババァは脱社畜生活を夢見て、一生懸命やり直し英語学習をしていました。
そんな時、同じ英語学習者の日本人から「●●っていうアプリで、英語圏の友達を作ってチャットしたら、英語力が上がるよ!」と、語学学習を目的として作られたアプリを教えてもらったのです。
「インターネットは、便利だ!」
そう思ったババァは早速そのアプリをダウンロードしました。
つたない英語でプロフィールを書き、英語圏の外国人たちとのコミュニケーションが始まりました。
アイコンもちょちょいと加工したりして。
最初は目元だけを出していたのです。
なんということでしょう。出会い系目的の外国人男性から大量に送られてくるメッセージ(全部英語)。
「きりがねぇ……」
開始早々、そう思ったババァはアイコンを変えました。
途端に出会い系のメッセージは激減したのです。
わ、わかりやすい……。
そんな中でも、比較的まともかな? と、思われる方とフレンドになり、メッセージのやり取りをすることになりました。
「ちゃんと使えば、これは良い勉強になるツールだ!」
毎日ちびちび、つたない英語・Google翻訳を使い、その人とメッセージ交換という形で英語に触れる日々を送っていたのです。
しかし、その国際交流関係が、途端に破綻しました。
……早かったなぁ。
<イメージ画像>
英語学習ですから、やり取りは当然英語です。
簡単に訳すと以下の通りです。
この時は、ババァが不当解雇した会社社長について熱く語っていたのです。
ババァ(右):彼(社長)が私を解雇したんだよ。それも違法に。
英語の人(左):オゥ……、それは僕が思うにその彼(社長)は、君とS●xしたかったからじゃないかな?(笑)
ババァはこの一言でドン引き……というか、イラっとしてしまいました。
ババァ:どういう意味?
ババァ:冗談だよね?
英語の人:冗談さ。
ババァ:私、そういう汚い話(下ネタ)嫌い。
英語の人:ごめん。
ババァ:わかった。でもね? もし、あなたが本当に日本人の友達を作りたいなら気を付けて。ほとんどの日本人女性は、そういう話嫌いだから。
英語の人:怒った?
はい、終了~!!!
もうこの時点で、この人に費やす時間の無駄無駄無駄ァ!
速攻運営に通報。
あっという間にこちらの方は、垢バンされていました。合掌。
まぁ、ネットですからね。
いまは「国際ロマンス詐欺」なんていうのもありますしね。
やれやれだぜ……。
もちろん、まともな人もいました!
お陰様ですこーしババァの英語力もアップした……はず。
そして時は動き出すッ……!
パワハラ上司のお陰様で、すっかりうつ病になり休職に至ってしまったババァ。
「もう死のう。でも、死ぬ前にお世話になった友達に会いに行こう」
そう思い、遠方にいる学生時代の先輩(男・既婚者)で、付き合いは数十年の方に連絡を取りました。
うつになって休職していること、せっかくだから息抜きに先輩の土地まで旅行に行くから、会わない? とね……。
するとどうでしょう……!!
アポイントのやり取りをしていたはずなのに、こんな流れになりました。
<イメージ画像>
唐突に「愛人になる?」と、持ち出し始めたのです……。
大事なことなので二回言いますが、この先輩、既婚者バツイチです。
この時、二度目の結婚をし、まだ新婚ほやほや()の時期でした。
また、上記画像にあるように、同時期に・別の男友達(既婚者)から、同じように「愛人にならないか?」とアプローチされていたので、心底うんざりしました。
万が一、億が一、ババァが愛人契約を結ぶとしたら、
全ての問題を金で解決できる! そういう人としか契約しません。
<イメージ画像続き>
理解ある女性陣は「お察し……」というやりとりだと思います。
突っ込みどころ満載だと思いませんか?
突っ込んでますけど。
ちなみに、ババァがこの会話で「好き」というのは、「恋愛感情の好き」ではなく、「人として好き」の意です。
うんざりしつつも、相手は十数年リアルで付き合いのある先輩です。
なんとか相手の目を覚ましてもらおうと、ババァは堪えました。
<イメージ画像続き>
もうね……。
察して……?
お前のその信念はなんなんだ。(真顔)
<イメージ画像続き>
再三指摘しているにも関わらず「ピロートークで♡」とかレスしちゃうあたり、
頭沸いてるな!!!と、しか思えないのは私だけでしょうか……。
これは夢……夢だと思いたい……。
しかし、彼の信念(笑)は止まらず、むしろ白熱。
はい。
もう解説も面倒なので、画像でお楽しみください(笑)
<イメージ画像続き>
数十年の付き合い・築いた信頼関係が、たった数分間で失われました(笑)
もうね、 リアルですらこうなんだから、ネットだったら女性はもっともっと男性を警戒するんですよ……。
力じゃ絶対男性に敵いませんしね。
いつか来るかもしれない有事(笑)に備えて、このようにスクショを残しています。
この後LINEは当然ブロック。さよなら~。
あ、この間に「この位の話題を笑って流せないようなら、社会でやっていけないよ」という名言をいただきました。が、スクショ撮り忘れ……。
この当時は、うつ重症期もいいところだったので、「私が悪かったのだろうか」等々考えたりもしましたが。
うつ重症期を抜け出していたある日突然気が付きました。
「おい、てめぇ、ピロートーク♡なんて職場で言ったら、セクハラだぞ!!」
気が付くの遅かったぁ……。
全男性が残念ということは全くありません。
良い人もいっぱいいます。リアルでもネットでも。
ただね、一定数残念な人はいるんです……。
そして、前述した通り、女性は男性に力では敵いませんので、自己防衛をするしかないのです。
こういう理由で、このババァはネットで良くしてくださっている男性陣には申し訳ない気持ちを持ちつつ、やっぱり線を引いて生活しているのでした。
おしま~い(笑)
……このババァ、人を見る目がないのかしら(涙)