はちログ

休職→復職しました!ツイッターは@hachi557188

【過労】記憶障害になった話。【ダメ、絶対】

ほぼ毎日、鮮明な夢を見るはちです。

……仕事の夢が多くてげんなりしちゃうんですけど。

 

みなさん、記憶障害になったことはありますか?

私は、ありまぁす!(おぼちゃん風)

なかなか貴重な体験だったので記事にしたいと思います。

 

  1. 記憶障害になるまでの生活スタイル。
  2. 気が付いたら叫んでた。
  3. 頭で答えが解っている事なのに、言葉が出ない。
  4. 倒れた時の様子(先輩・同僚・後輩談)

 

記憶障害になるまでの生活スタイル。

ブラック会社に勤める体質なので、どこもかしこもブラックなのですが。

この会社は残業時間と低賃金な部分がブラックでした。

  • 残業は月50時間に達してからが本当の残業だ!
  • 36協定なにそれ、美味しいの?

残業時間50時間以内の人がいなかったです。

慢性的に人手不足・サビ残もありましたが、低賃金なので「残業をして収入を補う」という環境でした。

なんて愚かな環境でしょうね……。

当時、20代前半の自分はまだ若く、労働に関する知識もなかったため、これが当たり前なんだと思っていました。

年間を通して月50時間以内で帰れる月はなかったです。

もちろん、36協定を結んでいましたが、誰からも・どこからも指摘が入ることはありませんでした。

どこかで不思議な力が働いていたのでしょうか……。

 

でも、人間関係は一番良かったです……。

 

そんなわけで、毎月の残業時間80~100時間(時々、100時間越え/最大180時間)だった上に、高校時代のクラスメイトの結婚式に招待され、余興を頼まれており、仕事が終わってから余興メンバーと打合せ・練習の日々を送っておりました。

睡眠時間は3時間程度です。

 

気が付いたら叫んでた。

疲労困憊な日々をすごしていたある日。

その日は朝6:30から会社で仕事→相変わらずの残業で時計を見ると22時。

先輩から「はち、そろそろ帰りな」と、言われていたのですが、当日引き当てた炎上案件の引き継ぎが終わってません。

「この引き継ぎが終わったら帰ります……」

 

これがまともな記憶の最後でした。

 

次の瞬間、気がついたら私は床に倒れており、それよりもなにより、

耐え難い頭痛で「頭いたあああああああい!!!」と、絶叫し号泣しておりました。

 

そこからの記憶は途切れ途切れ。

救急隊のストレッチャーに乗ってる場面・救急車の中で上司が「はち、大丈夫か?!がんばれ!!」と出産に立ち会う夫さながらに叫びながら、私の手を握っていたり。

激痛→気絶を繰り返していたみたいです。

 

 

次に気が付いたときは病院のベッドの上でした。

見知らぬ天井。

病院に搬送された後、CT・MRIの検査をしたそうです。

意識回復まで1日とちょっと。

医師より「しばらく入院」と告げられ、友人の結婚式も自動的に欠席となりました。

 

頭で答えが解っている事なのに、言葉が出ない。

 

検査に検査を重ねたのですが、脳外科的に「異常無し」。

先述した通り、激務・睡眠不足が原因の過労と診断されました。

 

んで。

これが本当に自分の中で一番怖かった体験なんですけど。

 

検査の中で医師の問診を受けた際に「自分の名前と生年月日、言える?」という問いに答えられなかったんです……。

 

頭にははっきり答えが思い浮かんでいるのに、言葉が出ない。

「あ……あ……」とかしか言葉が出てこないんです。

パニック&絶望で、診察最中に「なんで!頭ではわかってるのに答えられない!!なんで!!!」と、絶叫し号泣しました。

 

脳外科的な異常は認められなかったので、「一時的な記憶障害でしょう。時間の経過とともに思い出しますよ」と言われました。

 

医師の言う通り、入院生活を送っていきながら、元に戻りましたけどね……。

ただ、このぶっ倒れ事件前後の記憶が結構抜けてる感じです。

あと、記憶力が著しく低下したと思ってます。

海馬死んじゃってる系。

老化じゃないと信じたい。デジタル健忘症は自覚してます。

 

結局、1ヶ月の入院生活+2ヶ月の自宅療養の末、職場復帰を果たしました。

 

倒れた時の様子(先輩・同僚・後輩談)

職場復帰をしてから、現場に立ち会った同僚や後輩にどんな状況だったのか聞いて回りましたよ。

 

先輩「引継ぎの話をしている最中に、突然イビキをかいて寝だした。そして、そのまま椅子から後ろにぶっ倒れて、デスクの角に頭をぶつけた

 

同僚「倒れたあと、すごい痙攣してた。あんまりにも痙攣してるから、舌を噛むんじゃないかと思って鳩サブレの蓋で舌を噛まないようにした」

 

後輩「突然叫び声が聞こえて、超びっくりした。救急車を呼ぼうとした上司がパニックになって、119に電話した所まではよかったけど、会社の住所が言えてなくて、名刺を叩きつけてた」

 

突然イビキをかいて寝るって怖くない……?

くも膜下じゃなくて良かったです。

推測でしかありませんが、睡眠不足が祟ったため、限界を迎えた身体が先に反応を起こして強制終了したたんじゃないかなと思っています。

 

その後、長時間労働を止めて以来、このような症状は出ていません。

 この職場でアナフィラキシーショックを起こして救急車で運ばれたことは、また別のお話。

 

しかし、自分はノンレム睡眠時間が長いので、睡眠時無呼吸症候群もあるのかなぁ……なんて、勝手に妄想しています。

 

三度の飯より睡眠が大好きなので、ウェラブルデバイスを使って毎日睡眠ログを取っているのですが、浅い睡眠時間が長いんですよね。

(ちなみに昨日は疲れすぎて超早寝です。)

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今年はオーダー枕作りたいなぁ。

 

救急車乗りすぎ・休職しすぎ!

はちでした。