嘘をつくなら墓場まで持ってけ。って話。
エイプリルフールでしたね。
新元号発表もありましたね。
シフトを見誤って、2時間も早く職場に来てしまったはちです……(嘘じゃない)。
時間を有効に活用すべく、休憩室でぽちぽちブログを書いちゃうよ!
時間切れで完成しませんでした。
てことで、タイトルの話。
下書きにずーっと保存していて、いつか書き上げよう!と、思っていたのですよ。(本当!)
ちょうどエイプリルフールもありましたしね。
世の中には優しい嘘と悪い嘘があると思ってます。
例えば子供がサンタさんを信じていて、親が一生懸命サンタさんをやったり。
ネットで見たこんな話とか。
人間、生きていれば少なからず嘘をつく生き物だと思うのです。
ただね。
許せないのは「悪い嘘」。
悪意のある嘘はもちろんなんですけど、後先考えていない、その場しのぎの嘘も大嫌いです。
後先考えない嘘って、本当にびっくりするぐらい浅はかで、すぐにバレますよね(笑)
それか勝手に自爆しちゃう系。
ちゃっちゃと結論を言うと「バレる嘘なら最初からつくな。悪い嘘つくなら、墓場まで持ってけ」ってことです。
私がまだナウでヤングな20代だった頃のお話です。
当時、私には親友がおりました。
仮名を「あゆ」としましょうか。
あゆは学生時代から、結婚願望が強く、比較的早く結婚した子でした。
子育てに追われ、友達と遊ぶ暇も無い……と、嘆いていたので、私は休みの日や仕事が終わってから、車を出してちょいちょい遊びに行っていました。
ある日、私があゆの家に遊びに行ったとき、あゆは旦那さんに対してご立腹でした。
「タバコ止めるって言ってたのに、私に隠れてタバコ吸ってた!!」と……。
残念ながら私も喫煙者なので……「まぁ、働いてたらストレス溜まるし……。子供の前で吸わないなら、それ位許してあげたら?」と、旦那さんをフォロー。
あゆの旦那さんのことは、二人が結婚する前から知っていましたしね。
しかし、あゆの怒りは収まらない。
「私に嘘ついてた!!」
うーん……。
個人的にどっちの肩も持てない案件だったので、この日はまあまあ……と、あゆを宥めることしかできずに終了。
そして少し日が経ったある日。
夜の11時にあゆが泣きながら私に電話をかけてきました。
「旦那がああああ!喧嘩して、もう助けて!!」と。
どうやら夫婦喧嘩の様で、電話の向こうから旦那さんの怒鳴り声まで聞こえる始末。
これはただ事ではないなぁと思ったので、「いまからそっちに行くわ」と、車で片道30分の距離にあるあゆの家に行きました。
あゆの家に着くと、旦那さんは外に避難してたようで不在。
あゆは号泣。
「何があったん……」と、事情を聞くと「旦那が浮気してた……」というではないですか。
あれまあ。
しかし、あゆ夫婦、結婚生活が経つにつれ、夫婦関係が悪化してるのは目に見えてました。
浮気はダメだけども。
浮気バレの理由は、あゆが旦那の携帯を盗み見したことです。
夫婦間の問題なので、私はただあゆを宥めることしかできませんでした。
しかし、話を聞いていくうちに、「ん?」という言葉があゆの口から出てきました。
「旦那が……「お前の方が先に嘘ついてるだろ!」って……もう何年も前の話なのに……」と。
ん?
どういうこと?
そのところ、ちょっと詳しく。
すると、あゆの歯切れが悪くなります。
私は聞き込みの手を緩めません。
「あゆが、先に嘘をついたって、どういうこと?」
しどろもどろになるあゆ……おいおい……。
しばらくの沈黙の後、あゆの口から飛び出した言葉は「7年前、私、Aと関係を持ってたの……」と……。
びっくりしすぎて鼻血が出ました。(本当)
Aというのは、あゆと私の共通の友達で、もっというと私の元彼☆
しかも申告による7年前って、まだ私、Aとばっちり付き合ってましたから〜!!!
もう「あははははは!」と、笑うしかなくなりました。
「ねえ、どの口が嘘つきって言うの? ねえ、裏切りって、あんたが先にやってんじゃん。どの口が旦那のこと責められるの?ねえ。あはは、すっごいねー!あはは。普通の神経なら、その話って私に言えなくない? 墓場に持ってく話じゃない?もう私とAは別れてるとは言え、普通言わなくない??あははは、ウケる。帰るわ」
そう言い残して、私はあゆの家を後にした深夜1時すぎ。
帰路の運転中、あゆからばんばんメールが届きます。
それは所謂ロミオメール。
当日はもちろんガン無視。
しかし、次の日も止まらないロミオメール。
以下、イメージ()。
待たれても……。
レスする義理も義務もないので、サヨナラ削除。
ちまちまと築き上げた信頼、ほら失うのは一瞬でしょう?
こうして、私の数少ない友達が、一人二人と減っていくわけなのです。
……私ってば、人を見る目がないのかしら。
そんなこんなで、最後に一言。
職場の学生アルバイトォ!
休むのは仕方ないけど「祖母(または祖父)が亡くなりました」って、何回も三回もじーちゃんばーちゃん殺さないでぇ!
はちでしたっ。